ポーランド戦雑感

2018 FIFAワールドカップの日本代表、グループリーグ最終戦ポーランド戦について

テレビ中継は見ていてたのだが

最後、1点差負けをキープした戦術について

快く思っていない人が、少なからずいたことに驚いた。

 

グループリーグの最終戦では、決して珍しくない光景だと思う

日本代表が本大会で「1点差なら負けても良い」ケースは初めてだったとは思いますが

こちらは「昔、強豪国同士がやっていたような試合運びを、日本チームがやっている!」ってことで感慨深かったくらいのもので。

そういうシチュエーションになったのも、2試合で勝ち点4を積み上げていたからでもあるし、これを非難している人は何が見たかったんだろうな?と思う。

 

この件に関しては、自分よりふさわしい人が啓蒙してくれるだろうけど

一応、トーナメントのベルギー戦が始まる前に表明しておきたかった

のと、松井秀喜が甲子園で全打席敬遠された時のことを思い出したからでもある。

あの時も「勝負して欲しかった」という論調で、監督を非難する声が大きかったように思う。

正直、その時の明徳義塾の投手を何も見ずに言える人が、今何人いるだろう?

その年でさえ、「スター選手」ではなかったと思う。

要するに「勝負して欲しかった」というのは「松井に打たれて欲しかった」と言っているに等しいという感じを、当時持った。

もちろん明徳義塾の投手も力が無いわけでは無い。

何しろ5回も敬遠のランナーを出しても、後続を抑えて結果勝ったんだから

「松井を調子に乗らさなければ、何とかなる」と自己評価し

プラン通りに試合をコントロールした

堂々たる勝ちっぷりだと思ったもんですがね。

 

何だか、人が失敗するところが見たくてしょうがない人がいるようです